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浦川 啓*; 染谷 恵子*; 寺崎 英紀*; 桂 智男*; 余越 祥*; 舟越 賢一*; 内海 渉; 片山 芳則; 末田 有一郎*; 入舩 徹男*
Physics of the Earth and Planetary Interiors, 143-144, p.469 - 479, 2004/06
被引用回数:62 パーセンタイル:72.55(Geochemistry & Geophysics)スプリングエイト放射光と組合せた大容量マルチアンビル高圧装置を用いて、硫化鉄のエックス線回折実験を22GPa, 1600Kまでの高温高圧下にて行った。単斜晶系のFeS III相と六方晶系のFeS IV相の境界及びFeS IV相と砒化ニッケル構造のFeS V相の境界が、精密に決定され、各相の状態方程式が測定された。この結果をもとに、火星内部の構造モデルを議論した。
浦川 啓*; 長谷川 正幸*; 山川 純次*; 舟越 賢一*; 内海 渉
High Pressure Research, 22(2), p.491 - 494, 2002/01
被引用回数:4 パーセンタイル:34.68(Physics, Multidisciplinary)16-20GPa, 300-1350Kの圧力温度範囲における硫化鉄の相関係を放射光ビームライン設置の大容量高温高圧発生装置を用いたその場X線回折実験により決定した。Feiらによる予想とは異なり、NiAs構造の硫化鉄が少なくとも18GPaまでその安定領域を持つことがわかった。NiAs相と六方晶相の相境界が直線的であると仮定すると、この2相と液相との3重点は、39.5GPa, 2300K付近であると予想される。
草場 啓治*; 内海 渉; 山片 正明*; 下村 理; 庄野 安彦*
Journal of Physics and Chemistry of Solids, 61(9), p.1483 - 1487, 2000/09
被引用回数:7 パーセンタイル:41.08(Chemistry, Multidisciplinary)硫化鉄における2次構造相転移を4.6GPa付近で観測した。NiAs構造が500では安定であるが、420への冷却過程で、超格子構造をもつ六方晶相へ構造転移した。c軸の異常な温度変化がこの圧力領域での極端に小さい体積膨張率をもたらす。この現象は六方面のc軸にそっての反発が緩和されるのが原因であると説明できる。